企業取材レポート

様々な学習の土台となる教育クラウドプラットフォーム『Open Platform for Education(OPE)』

様々な学習の土台となる教育クラウドプラットフォーム『Open Platform for Education(OPE)』

子供たち一人ひとりの「好き」「楽しい」を伸ばし、誰一人取り残さない「学び」の実現に向けて、NECが提供している『Open Platform for Education(以下、OPE)』。今回はNECに『OPE』と学習eポータルのお話を中心にお伺いしました。

―『OPE』の開発経緯について教えてください。
 GIGAスクール構想の流れでNEC製のChromebookを自治体に多く導入いただき、その先で文科省の目指す教育DXを見据えて学習e-ポータルというものが出てくるということで、NECとしてもハード面だけでなくソフトの面で自治体様をお手伝いしたいと考え、『OPE(Open Platform for Education)』の開発に至りました。

 

―サービスの特徴について教えてください。
 ドリル教材、英語教材や2024年から本格導入されるデジタル教科書などへのシームレスなアクセスを実現しています。また、前述の各種機能などに蓄積した教育データを可視化するダッシュボード機能も特徴です。MEXCBTで接続された際のアクセスログ、提出状況や成績グラフをOPEのダッシュボード上で先生がすぐに確認でき、普段使いにご利用いただけます。
 また、「学校ICT総合サポート」というICT導入・利用についてのヘルプデスクや、「カスタマーサクセス」という研修実施、OPEやMEXCBTの活用状況などをまとめたデータレポートとあわせて提供する充実したサポート体制があります。
 導入実績としてはNECのパソコン端末は全国で140万台、OPEはNEC以外のパソコン端末で利用いただいているユーザーも含め220万人、それに付随する学校ICT総合サポート(学校のトラブルや端末の運用保守も含めたサポート)については100万人のユーザーにご利用いただいています。公立学校の他、私立学校にも何校か導入いただいております。
 OPEの大きな特徴は、NEC製のChromebook、これからの文科省の調査に対応できる学習e-ポータル、学校のあらゆるトラブルやお困りごとに対するヘルプデスク(ICT総合サポート)を使ったサポート等、学校の利活用に必要なICT機器・サービスを網羅的にまとめて提供していることにあります。
    
様々な学習の土台となる教育クラウドプラットフォーム『OPE (Open Platform for Education)』 資料1

 

―ダッシュボードでOPEやMEXCBTの分析が行えるとのことですが、例えばそれ以外の様々な学習ツールを可視化し、ダッシュボードの中にデータとしていれることはできるのでしょうか。
 PCの使用ログの状況を可視化していくというのはすでにリリース済みの「学びの様子見える化サービス」として走っており、有料サービスとしてお申込みいただければご利用いただけます。授業中の端末利用、家庭での端末利用、端末の打鍵などの利用、アプリ/Webサイトなどの利用状況がダッシュボード化され先生方にレポートとして提示されます。先ほどのMEXCBTのダッシュボードと合わせて、パソコンのログの状況、活用頻度、度合いをダッシュボードで可視化することが可能です。
 今後、対応サービスの追加も予定しており、開発予定ではGoogle Workspace連携のダッシュボードがあります。Googleのそれぞれのアプリを学校ごと、クラスごとに数字で掲示することが可能で、活用度合いを見て定量的に授業内でどの程度活用していこうかの判断材料にしていただけます。夏頃を目標に現在開発中です。
   
様々な学習の土台となる教育クラウドプラットフォーム『OPE (Open Platform for Education)』 資料2

 

―教育にまつわるサービスをまとめて提供することのメリットを教えてください。
 各分野で使用するコンテンツが異なると、データ連携が難しい部分も散見されます。それらを別々で利用するより、一貫性を重視してサービスを選んでいただくと、データの解析なども容易に行えます。
 OPEで連携している教材で一本化していただくと効率化を図れますし、PCの端末から学校のトラブルまで一括で対応できます。校務システムとの連携も考えておりますので、より利便性が向上していく予定です。

 

―それらを踏まえたうえで学習e-ポータルはどのように選ぶのがいいでしょうか。
 学習e-ポータルの連携コンテンツからデータ収集をする際、どこまでの連携レベルであればできるのかという部分を確認してください。
 SSO(シングルサインオン)は基本的にどのポータルでも誰でもできますが、データ連携を行うことができません。逆にID連携(名簿連携)と書いているものはデータ連携できるという証明です。OPEが提携しているコンテンツはID連携まで行うことを見据えて各企業と連携を進めています。
 自分の使っているコンテンツがつながっているように見えても、SSOの場合その後データの利活用を行うためには追加で開発が必要になってしまうため、最初からID連携がされているものを選んで一貫したデータの利活用をすることを推奨します。
 MEXCBTダッシュボードは開発するのに費用がかかるのですが、OPEではそれをサービス内で提供することで、データ連携をすることに重きを置いているということを伝えたいです。

 

SSO(シングルサインオン)とは
1度のユーザー認証によって複数のシステム(業務アプリケーションやクラウドサービスなど)の利用が可能になる仕組み

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