企業取材レポート

学習量×学習効率を最大化するAI英語教材アプリ『abceed』

(2020.3.30)

学習量×学習効率を最大化する
AI英語教材アプリ『abceed』

2016年5月にTOEIC対策アプリとして正式リリースされ、2020年1月には会員数が100万人を達成している人気AI英語教材アプリ『abceed』(エービーシード)。今回はこの『abceed』を開発した株式会社Globeeに訪問し、代表取締役幾嶋研三郎さんより、『abceed』の特徴や開発の経緯などをお伺いしました。

株式会社Globee代表取締役 幾嶋研三郎さん

2015年3月に慶應義塾大学法学部卒業。
2014年6月、大学在学中に株式会社Globeeを創業。
英語学校の運営を通して、IT × 英語の可能性を感じ、ソフトウェア事業へピボットを決意。
事業立ち上げの知見を増やすため、ソフトバンク株式会社へ新卒として入社し、マンガアプリ事業、シェアサイクリング事業、園向け連絡帳アプリ事業などの立上げに参画。
1年半を経てIT × 英語分野における事業モデルが固まり、2017年1月にソフトバンクを退職。
現在は『学習量×学習効率の最大化』をミッションとしたAI英語教材アプリ『abceed』と、『学習支援効率の最大化』をミッションとした反転学習プラットフォーム『abceed for school』の開発を行う。

 

―AI英語教材アプリ『abceed』には、どのような特徴があるのでしょうか。
『abceed』は「学習量と学習効率を最大化する」というミッションにより作られたAI英語教材アプリで、大きく3つの特徴を挙げることができます。

(1)200種類以上の良質な英語教材に対応
TOEIC、英検、一般英語など200種類以上の英語教材に対応しているため、1つのアプリで様々なコンテンツを使用して英語を学習することができます。

(2)クイズ、シャドーイング、スラッシュリーディングなど 約20種類の豊富なアプリ学習が可能
TOEIC® L&R TEST PART 1~7までの形式に沿ったクイズや、単語クイズ、シャドーイング、ディクテーション、スラッシュリーディングなど、約20種類のトレーニング法に対応しています。

(3)本人に最適な問題を、AIがレコメンド
「abceed AI」が本人の習得状況を分析し、約2万問の中から最適な問題をレコメンドするため、効率よく弱点を克服して学習することができます。また、「abceed AI」により、5問~10問の問題を解くだけで、TOEIC公開テスト本番での予測スコアがリアルタイムに表示されます。

―『abceed』を利用することで、どのような成果が得られますか。
『abceed』は、豊富なコンテンツ、様々な学習方法の提供、そして本人に最適な問題のレコメンドという3点から、英語学習において最短で成果を出すことが可能です。実際に、『abceed』を使用して、毎日30問以上を学習したユーザーにおいては、TOEICの予測スコアが1カ月で平均96点も上昇するという結果も出ています。

―『abceed』はどのような経緯で開発されたのでしょうか。
『abceed』は、2016年にTOEIC対策のアプリとしてリリースされました。TOEICに特化した点については、「逆算」の発想によります。小学生から社会人になるまでの英語教育を考えた際にTOEICは最終的に行き着く英語のテストではないかと考えました。実際、TOEICにおいて900点を取れるという状況になれば、それ以上の英語力を求められることは、かなり少なくなります。そこで、TOEICの到達点である900点を、誰もが超えることができるようなサービスを提供できれば、ほとんどの人が英語で困ることはなくなるのではないかと考えたことが、『abceed』開発のきっかけです。
また、私自身が大学2年生の時に、英語学習者として1年間英語漬けで学習した経験も、開発に大きく影響しています。私は英語学習において、Netflix (ネットフリックス)やHulu(フールー)といった動画配信サービスを利用し、FacebookなどのSNSを使用して外国人留学生とコミュニケーションを取ることを行っていました。その結果、1年間という期間において、TOEICスコアは950点を超え、英語で問題なくコミュニケーションが行えるになりました。そこで、自分自身が行った学習方法を振り返った際に、もしも自分が利用したテクノロジーやソフトウェアサービスが無かったならば、1年間でここまでの英語力を習得できなかったのではないかという考えに至りました。当時の英語学習においては、昔ながらの紙ベースの学習方法が一般的でしたが、これからの英語学習では、ソフトウェアは必要不可欠であり非常に重要な要素となっていくこと、そしてソフトウェアを利用した学習方法は大きな変革としてやってくるのではないかという確信があり、『abceed』の開発に着手しました。

―最近リリースされた『abceed for school』についても教えてください。
2020年2月にリリースしました『abceed for school』は、『abceed』と連動した反転学習プラットフォームになります。例えば、学校で導入した場合には、生徒に『abceed』上の課題を宿題として課すことで、『abceed for school』において個々の生徒のや学習状況を確認・把握することができ、さらにはそれぞれの生徒に最適なサポートを行うことが可能となります。また、現在スピーキング対策の機能も開発しており、発音や音読課題、スピーキングテストの配信にも『abceed』と『abceed for school』を利用することもできるようにしていきます。そのほか、オリジナル教材を『abceed』に取り組み授業に使用でき、英語四技能対策においても活用して頂けます。

―今後の展望について、お聞かせください。
現時点では、『abceed』はTOEIC学習において一定の成果を出すことができましたので、今後はTOEICに限らず、英検やTOEFLなどのあらゆる英語試験・英語資格に対応したサービスを提供できるようにしていきたいと考えています。すべての受験生が『abceed』を利用して、英語学習を行うようになることがひとつの目標ですね。

―ありがとうございました。

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