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学校専用オンラインショップとは

今回解説する学校専用オンラインショップ(ECサイトという名称でも呼ばれます)とは、学校で生徒一人一台のICT端末を導入する際に利用できる導入方法の一つです。生徒が端末を用意する際、学校専用のURLからアクセスできるオンラインショップで端末を販売することを指します。

 この学校専用オンラインショップは、一般的なオンラインショッピングサイト同様にネット上で申込、決済まで完了まですることが可能です。

 一般的な端末導入の方法は、学校を窓口に端末を一括購入し、入学時に保護者から端末費用を徴収(機器費用、預かり金、教材費など)し、業者に費用を支払う形になります。この方法ももちろん選択肢として問題ありませんが、毎年の導入となると事務方の費用回収・支払いの手間、教員・支援員の故障にまつわる対応や保証会社連絡の手間など学校・教員の負担は大きいです。
 学校専用オンラインショップを使うメリットは手間の削減という部分にあります。オンラインショップのサイト構築は専門の業者に任せ、学校側で必ず決める必要があるのはどの機種を、いつ売るのかの2点になります。生徒への案内もURL、二次元コードを記載したチラシを配布し、そこから購入するよう案内をするだけで完了します。金銭のやり取りも学校が関わる必要がないため、事務手続きの手間も大きく削減されるなど、学校、生徒・保護者いずれも手間の削減が期待できます。

 学校専用オンラインショップは一般的にCYODといわれる導入形式で利用されますが、その他の導入形式であっても利用が可能です。生徒個人端末をここに持ち込むBYODの形式であっても、学校専用オンラインショップを作成、学校推奨端末として購入任意の販売をすることで、機種やスペックについての問い合わせに対して一律でわからないことがあれば、学校専用オンラインショップから購入してくださいという案内が可能です。BYODで多い質問対応に取られる時間の削減にもつながります。そのほか、1機種から複数機種までご要望に応じて販売できるため、CYODでの複数機種から選択制での販売、機種等スペックを決めて購入をしてもらうBYADにおいても手間の削減という観点で利用が見込めます。

 


 

 学校専用オンラインショップによる導入は、私立学校はもちろん、公立学校でも採用をしている学校があります。東京都立の高等学校では、実際に学校指定端末の購入にオンラインショップを利用しているなど、学校単位だけでなく自治体単位でも導入が進んでいます。また、タブレットPCのみでなく、制服、教科書など入学時に必要なものを同じオンラインショップ上で購入できるようにするプラットフォームを導入する学校も出てきており、オンラインショップの利用はより浸透していくでしょう。
 毎年発生する端末の導入。いかに手間を削減できるかが今後のポイントになっていきます。是非ご検討してみてください。

 
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