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STEAM教育とは

STEAM教育とは科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語です。理数系教育の充実を図るSTEM教育に芸術の「A」を加え、STEAM教育として広まりました。理数教育に創造性教育を加えた教育理念であり、各教科での学習を実社会での課題解決に生かしていくための教科横断的な教育手法です。

 AIをはじめとした技術の発展により、社会は急速に変化し、将来の予測が困難な世の中となりました。変化に対応していく人材が求められるようになる中、そうした人材を育てられるような教育が必要となります。そこで注目されているのがSTEAM教育になります。主にSTEAM教育によって、課題を自ら見つける力、その課題を解決する力、今までにない価値を創造する力が育まれるとされています。そうした力が育まれた人材が、不確定な社会の様々な課題をクリエイティブな考えで解決していくのです。このクリエイティブな考えという部分が、AIでは生み出せない領域として、特に重要視されています。

 STEAM教育では、様々な分野の教育を横断的に学習してきます。直近での主なコンテンツとしてはプログラミング教育が挙げられます。プログラミング教育において一番重要とされているのはプログラミング的思考を育むこととされています。自身が意図する行動の実現のために、何が必要かを考え、どのようにすれば意図した行動になるのかを考えていくというプログラミング的思考。この思考がSTEAM教育によって期待する効果と合致するものと考えられ、小学校、中学校、高等学校におけるプログラミング教育の必修化という流れを促進することになりました。

 今後、GIGAスクール構想をはじめとして加速したICT機器の導入整備によって、プログラミング教育をはじめSTEAM教育への取り組みは加速していくでしょう。これまで以上にSTEAM教育の動向に注目しましょう。

 

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