私たちコアネット教育総合研究所は、これからの社会で求められる新しい学力観に対応した教育に関するアドバイスを行っております。また、アドバイスに留まらず、学校の先生方と協業して教育プログラム開発を行っており、教育の成果にコミットする支援を目指しております。
ICTに関しては、機器導入だけでなく、生徒・教師が実際にどのように機器を活用するかという視点に重きを置き、具体的なアドバイスを行っております。
・GIGAスクールサポーターの業務
・GIGAスクールサポーター制度(補助)の概要
・GIGAスクールサポーター制度の対象校
GIGAスクールサポーターの活用法
・GIGAスクールサポーターとICT支援員の違い
・GIGAスクールサポーターの人材要件
・専門業者への業務委託という選択
コアネット教育総合研究所のGIGAスクールサポート
GIGAスクールサポーターとは何か
文部科学省の「GIGAスクール構想」の令和2年度補正予算が公表されました。そこには新たに「GIGAスクールサポーター配置支援事業」として105億円の予算が充てられました。GIGAスクール構想では令和2年度内に全国の小中学校すべてに「1人1台端末」を実現しようとしています。これから1年以内に市町村内全小学校・中学校に1人1台端末とそれを支えるネットワーク環境を整備することは大変困難です。それを実現するための人材の確保が「GIGAスクールサポーター制度」です。国から費用の2分の1が補助されます。
GIGAスクールサポーターの業務
GIGAスクールサポーターは、学校におけるICT整備の初期対応について技術的な側面から支援を行うものです。
GIGAスクールサポーター制度(補助)の概要
補助対象校において、ICT環境整備の設計等を行うためのICT技術者の配置に要する経費について、その2分の1が国から補助されます。
年収230万円の人が半年かけて仕事をするイメージです。その人を4校に2校の割合で配置するという計算です。
例えば、市内に12校の小中学校がある自治体では、12校÷4×2×230万円×1/2=690万円の費用が必要で、そのうち半額の345万円が補助されるということです。ただし、これは標準イメージということで文部科学省が予算配分の計算のために作成したものです。全自治体からの要望調査によっては増減しますし、単価や人数の計算については弾力的な運用が認められています。詳しくはこちらの資料のp.24~27をご覧ください。
GIGAスクールサポーター制度の対象校
GIGAスクール構想では、機器整備費が小学校・中学校対象なのに対し、GIGAスクールサポーターについては、高校も対象に含みます。高校については機器の補助はないが整備を進めてほしいという考えでしょう。
GIGAスクールサポーターの活用法
GIGAスクールサポーターとICT支援員の違い
GIGAスクールサポーターはICT支援員と何が違うのでしょうか。ICT支援員が日常的なICTの活用を支援するのに対し、GIGAスクールサポーターはICT導入初期における技術的な支援を行います。
GIGAスクールサポーターの人材要件
GIGAスクールサポーターは、全学校に対しての環境整備の設計をしたり、各校に対する使用法の周知徹底をしたりするなど、広い視野からICT環境整備全体を見渡せる能力とICTの専門的な知識とスキルが必要です。また、ICT整備の設計はその後の教育的活用を踏まえて行わなければなりませんので、学校教育や子どもたちの学びについての知識が必要です。さらには、工事や納品の管理をすることもあり、納入業者とは切り離された存在でなければなりません。
雇用形態については技術者を直接雇用してもいいですが、業者との委託契約や派遣契約でも構いません。導入初期の半年から1年間だけの臨時の仕事ですから、直接雇用は難しいかもしれません。文部科学省は、ICT関連企業OBなどを想定していると言いますが、全国一斉に行われる事業ですから、そう都合よく人材が見つかるとは思えません。納入業者との癒着を防止するためには、当該業者からの紹介は避けたいところです。
専門業者への業務委託という選択
半年から1年の期間限定で専門家を確保するために一番良い方法は業者への業務委託です。それも納入業者とは別の業者である必要があります。そこでお勧めするのは、ICT推進コンサルティングを行う弊社のような教育研究所です。個人の雇用では、技術やスキルの保証はできません。その人に不得意な分野があるかもしれません。しかし、専門業者への委託であれば、全体を統括するスタッフ、情報端末に詳しいスタッフ、ネットワーク環境に強いスタッフ、マニュアル等を作成するアシスタントスタッフなど、適材適所のチームで対応をします。
弊社(コアネット教育総合研究所)は、長年ICT環境整備やEdTech活用のコンサルティングを行ってきており、教育的にも、ICT技術的にも経験豊富です。先行的にICTの学校導入を進めている私立学校の事例などもホームページに掲載されているのでご覧ください。
コアネット教育総合研究所のGIGAスクールサポート
コアネット教育総合研究所は、1998年の設立以来、一貫して学校教育に関する研究やコンサルティングを行ってきました。5年前には高まる学校でのICT導入ニーズに合わせて、ICT推進サポートの専門部門を設置し、以来多くの学校のICT導入やEdTech活用教育推進のサポートをしてきました。
このたび、文部科学省のGIGAスクール構想に合わせ、主に首都圏・近畿圏の小中高校のサポートを行う体制を整えました。ぜひ貴自治体様のGIGAスクール推進についてお問い合わせください。もちろん、私立小中高様からお問い合わせも受け付けております。
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