ICT導入成功のヒミツ

導入のQ&A

Q. タブレットを導入したいと思っているが、どのように費用を捻出すればよいでしょうか。

A. 学校負担、家庭負担などの方法があります。
学校負担で導入する際は、国や自治体の補助金を使用できる場合がありますので、積極的に活用しましょう。ただし、タブレットの耐久使用年数を鑑みると、3~5年ごとに買い替える必要がありますので、継続的に予算を組む必要があります。業者からレンタルでタブレットを導入する形式もありますが、一定年数使用すると購入するより割高になる場合もありますので、事前の検討が必要です。

家庭負担の場合、入学時に教材費などの名目で一斉に徴収する方法や、期間限定でタブレットを購入するためのインターネットサイトを公開し、保護者の方が通販サイトを利用するような形式で業者から直接購入するなどの方法があります。生徒一人一台の導入を進められている学校では、費用を家庭負担で導入される事例が多いようです。

Q. ICT化に理解を示さない教員に対して、どのように対応すればいいでしょうか。

A. まずは学校としての教育ICTビジョンと導入計画を明確化することが重要です。ICT活用先進校においても、全ての授業でICTを利用している訳ではありません。導入が順調に進んでいる学校に取材をすると、授業や行事などの学校生活において、ICTを活用した方が便利・効果的な領域(お知らせ配布などの情報共有や習熟度別の個別学習など)に導入を限定して、徐々に活用を広めるという考え方をされている学校が多いようです。学校全体として導入初期にICT化する領域を検討し、その意図を全体に説明したうえで、活用すると決定した領域については遵守するというルールを定めると良いでしょう。

Q. どのように機種を選定すればよいか、迷っています。

A. 学校としてどのような活用場面を想定しているかで選ぶ機種が変わるので、まずは教育ICTビジョンを構築することが優先です。その上で、各機種の特徴や製品の紹介などの詳細は下記のページをご覧ください。

各機種の特徴や製品の紹介はこちら
タブレット – コアネット商品ラインナップ –

Q. タブレット導入検討を先導する人がいません。誰が先導するべきでしょうか

A. ICT活用推進委員会が先導役を担うのが良いでしょう。管理職、生活指導担当、ベテラン教員、若手教員、ICTが得意・積極的な先生、ICT支援員など数名で組織されるのが理想的なパターンとなります。
また、各学年・各教科においてICT活用を研究する方を指名し、授業などで活用を進め、定期的に事例共有会を開催することで、全体に活用が広まっていくという方法もあります。

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