ICT導入成功のヒミツ

導入に向けた3つのポイント

ICT導入を成功に導く3つのポイント

ICT導入の実現に向けた検討課題は多岐にわたります。
我々はその課題を一つひとつ解決し、ICT導入を成功に導くサポートをいたします。ここではICT導入を検討する上で、特に重要な3つのポイントをご紹介します。

(1)ICT導入は手段。目的は教育的成果にあり。

ICT導入そのものが目的化すると失敗します。生徒がどのような資質・能力を身につけるためにICTを活用するのか、教育的成果を目的にしなければなりません。 ICT活用で期待できる3つの学習方略は「 個別学習」「 情報共有」「協働学習」 です。授業だけでなく家庭学習も含んだ学習活動全般で、さらには学校生活全般でICTをフル活用することにより、それらの学習が効力を発揮し、知識・技能だけでなく、思考力・判断力・表現力や主体性・協働性までも効果的に学ぶことが可能です。そのためにも、生徒1人1台の端末は必須です。 ICT活用は、生徒にとっての高い学習効果だけでなく、教員側の効率化・省力化も実現する新時代には不可欠の教育です。

 

(2)ICT導入の成否は、ICTビジョンづくりにあり。

未来の社会変化や新学習指導要領を前提とした 「あるべき姿」と、「自校の現状」 とのギャップから、ICTビジョンを発想することが重要です。 ICTをどのような 「目的・場面」 で使用するのか、どのような 「成果・効果」を生み出したいのか、ビジョンを定めることでICT導入計画の策定がはじまります。 最初に機器を選定するのではなく、ICTビジョンに基づいたツールの選定をすることが、ICT導入の成否を占うとも言えるでしょう。

 

(3)スムーズなICT導入は、生徒1人1台の端末整備にあり。

公立校での生徒1人1台の端末導入が急速に進 められている中、教員が十分にICT機器を使いこなせるようになるまで待っていては、いつまでたっても導入が進みません。まずは生徒1人1台の端末を導入することで、生徒の個別学習での活用から始めてみてください。活用範囲を生徒主体の取り組みに限定することで、無用な混乱を避け、スムーズなICT導入を実現します。教員にとって負担の少ない活用方法からスタートし、まずは始めてみることが大切です。

 

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