生徒による授業評価を導入されている学校は多いと思いますが、授業力向上を目的として、効果的に実施・活用できているでしょうか。「アンケートは毎年取るけれど、取りっぱなし」「改善は個人任せ」「毎回同じ項目で実施していて、形骸化している」というようなことはありませんか。
弊社の「授業観察・授業評価アンケート」は、そのような「もったいない」状態に陥らずに授業の質を向上していくために、アンケート項目の設計段階から先生方とともに進めていく、完全オーダーメイド型です。
授業力向上を目的としてアンケートを活用していくためには、前提として、各項目について「できた/できない」を単にチェックするだけのアンケートではないという意識をもつことが必要になります。個々の先生方が項目の内容、即ち学校としての理想や軸を意識することで日々の授業がより良い方向に変わり、学校全体の授業力向上によって進学実績向上も実現されるという状態を最終的に目指すという考え方が重要なのです。そのためには、アンケートの結果について、しっかりと管理職と「面談」をしたり教科で考える会議を開催するべきです。
管理職は、授業担当者が「よい授業」を提供できるためのサポートをすること、教科としては、相互に「よい授業づくり」のアイディアを出しあうなどの取り組みが大切です。
学校としての「ありたい授業像」に即したアンケート項目を設計することで、単なる授業スキルに対する評価ではなく、「『理想の授業像』の実現度」を測定できることがポイントです。
学校としての理想の授業像とは? 「ありたい授業像」実現に必要な要素とは?
⇒教科主任の先生を中心にワークショップを行い、項目設定を行います。
生徒と教員、複数の視点を取り入れた授業観察・授業評価で適正な評価が可能になります。
生徒による授業評価だけでなく、教員による授業観察もあわせて行うことで、「生徒に人気のある授業=高評価」となることなく、あくまで「『理想の授業像』の実現度」を多面的に測定します。