

2020年度に設立した「主体的学びを科学する研究会」。設立初年度から共同研究者として活動に参加をしてくださった坂本先生のご実践を紹介します。
坂本先生は、「歴史は暗記科目として捉えられがちで、因果関係で物事を捉えることであったり、一つの事象の背景を理解することであったりといった歴史を学ぶ本来の意義に生徒たちの目がなかなか向かない」という問題意識を持っていらっしゃいました。
この問題意識を出発点として取り組まれたのが、「生徒が論述問題を作成する」という学習活動でした。
| 参加年度 | ポスタータイトル |
|---|---|
| 2020 | 主体的に学ぶための論述問題づくり① |
| 2021 | 主体的に学ぶための論述問題づくり② |
| 2022 | 歴史の学習における論述問題作成を通した学習観の変容とその効果 |
| 2023 | 中学社会科での生徒による模擬定期試験作成の効果 ~メタ認知と学習方略の変容~ |
| 2024 | 希望者による哲学対話を通じて、生徒の学習観やメタ認知能力の変容を検証する |
主体的な学びを育てるために
本実践は、暗記に偏った学習のあり方を見直し、生徒が自分で考えながら学ぶ姿を引き出すことを目的として行った取り組みです。生徒が自分で考えて学ぶためには、活動を用意するだけではなく、教員が考え方の手がかりを示したり、試行錯誤する姿を共有したりすることが欠かせません。
本シンポジウムでは、こうした実践の成果と課題をもとに、「主体的な学ぶ力」を授業の中でどのように育てていくのかを、参加者のみなさんと一緒に考えていきます。当日は、第1部パネルディスカッションに坂本先生が登壇します!当日の議論にもぜひご注目ください。
この度、主体的学びを科学する研究会の取り組みの理論と実践をまとめた『自己調整学習はじめの一歩 -中学校・高校での授業づくりのヒント』(東洋館出版社)の書籍化が決定しました。
「主体的学びを考えるシンポジウム」の会場でも販売予定ですので、ぜひ奮ってご参加ください。
