2013年に政府が発表した「世界最先端IT国家創造宣言」では、2010年代中に、「1人1台の情報端末配備」を各学校で行うことが、目標として掲げられました。この「1人1台」時代を目前に控える中、ノートPC、タブレットいずれも高価な状況は変わらず、購入にあたっての学校・家庭への負担が懸念されています。
日能研関東グループ「コアネット教育総合研究所」は、「全ての子どもに最先端の学びを」という思いの下、こうした状況を打破すべく、㈱INNOCREATEとの共同開発により「高品質・高性能・低価格」の学習専用タブレット“Activa(アクティバ)※商標登録申請中”を完成させました。
工場から販売店までの中間企業を排し、直接輸入することで、低価格化を実現。各校のICT化を強力にバックアップしていきます。
Made in Chinaには不安を抱く声もありますが、“Activa”の生産にあたっては、中国語が堪能で、経験豊富な日本人技術者が工場に常駐。社員教育から品質管理まで徹底的に行い、質の高さを保っています。
~開発担当者の声~
中国のシリコンバレーと呼ばれる深圳南山地区には数多くのデジタル機器開発メーカーが乱立しており、世界に向けてAndroidやWindows製品を開発製造しています。これまで、この深圳地区で様々なデジタル機器を開発製造してきた経験をもつ日本人技術者の我々が、そのノウハウやネットワークを活かして、深圳地区の中でも技術力が高く、製造技術も持っているメーカーを選定し、共同開発を行っています。
(2015.9)