
自分で学びを調整し、学んだことを社会で生かす力へ
生徒が課題に取り組み、分からないところは先生が丁寧に教える。そうした授業の積み重ねは、日本の高い学力を支えているのでしょう。ただ、その生徒は、自分が理解できていないところを見つけ、学び方を変える経験をどれだけしているでしょうか。
PISA2025では、日本は初めて主要3分野全てでOECD加盟国中1位となりました。その成果を確かめながら、低得点層の増加や、生徒自身が学びを調整する習慣にも目を向けたいところです。本レポートでは、公式資料に基づいて5つの観点から結果を整理し、授業改善につながる3つの課題を考えます。
INSIGHT
高い学力を維持する日本の教育に、学び方の判断を生徒自身に委ねる機会をどう組み込むか
DATA
EDITOR’S NOTE
授業見学では、先生の説明や、生徒が熱心に取り組む様子に目が向きます。そこに「この生徒は、次に何を学ぶべきかを自分で判断できるだろうか」という視点を加えると、授業の見え方が変わりそうです。
先生方が積み重ねてきた支援を、生徒が自分で学び続ける力につなげていくために、私たちコアネット教育総合研究所も、学校ごとの実践に沿って考えていきたいと思います。