川田脩平(弊社新教育推進室副主任研究員)が「AIを活用した業務の効率化と業務改善」をテーマに教員研修を実施

  • 2026年8月、東京都東大和市立第五中学校の教職員の皆さまを対象に「AIを活用した業務の効率化と業務改善」をテーマとした生成AI研修を実施しました。

    川田は、生成AIによる業務の効率化そのものを目的とするのではなく、そこで生まれた時間を、生徒と向き合うことや、授業・教育のあり方を考える時間へと還元していくことが大切だと考えています。今回の研修では、こうした視点から、日常的な校務や授業準備に生成AIをどのように取り入れられるかを考えました。

    研修では、生成AIを安全に利用するための基本的な考え方を確認したうえで、Copilotを活用し、保護者向け案内文の作成や公開資料の要約、授業で使用する発問や活動案の検討、データ整理、議事録の作成など、学校現場で取り入れやすい活用場面を具体例とともに紹介しました。

    また、より目的に沿った回答を得るため、「目的・前提・条件・出力形式」を明確にするなど、プロンプトを作成する際のポイントについて確認しました。あわせて、生成された内容をそのまま利用するのではなく、教職員が内容を確認・修正し、最終的な判断を行うことの重要性についても共有しました。

    今後は、案内文の下書きや公開資料の要約など、身近な業務から活用を始め、効果的だった使い方やプロンプトを教職員間で共有しながら、校内での生成AI活用を段階的に広げていくことが期待されます。

    AIをはじめ社会が大きく変化する中で、教職員自身も新しい技術や環境に適応しながら、これからの社会で生徒にどのような力を育てていく必要があるのかを考えることが大切です。今回の研修では、生成AIの活用を入り口に、日々の業務だけでなく、これからの教育についても考える機会とすることを大切にしました。