
全国の私立中学校・高等学校を対象に、「学校現場での性犯罪等に関する緊急アンケート」を実施しました。
調査の結果、ほとんどの回答校が性犯罪等防止を「重要」と認識し、約6割(61.8%)が自校での取り組みは実現していると回答しました。一方で、教職員向けのルールを「設定済み」とした学校は32.4%、事案発生時の対応方針を「設定済み」とした学校は17.6%にとどまり、「策定中・検討中」とする回答が最も多い結果となりました。重要性の認識や制度対応が進む一方で、具体的な運用や実践面は今後の整理・検討段階にある取り組みも少なくないことが明らかになりました。
| 対象 | 全国の私立中学校・私立高等学校 |
|---|---|
| 方法 | Webアンケート |
| 実施期間 | 2025年12月10日~12月19日 |
| 有効回答数 | 68校 |
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こうした調査結果を踏まえ、私学マネジメント協会では、2026年1月に「学校現場での性犯罪等に関する安全対策セミナー」をオンラインにて緊急開催します。
本セミナーでは、アンケート結果の詳細な解説に加え、弁護士による性犯罪等に関する法制度の整理や、学校現場で求められる具体的な対応・体制整備のポイントについて共有します。調査で見えてきた課題を踏まえ、各校の取り組みをより実践的な形へとつなげます。
学校現場での性犯罪等に関する安全対策セミナー
「本校では起こりえない」はありえない!
学校現場での性犯罪等に対し、私学としてやるべきこと
日時:2026年1月16日(金)16:00~18:00
講師:上谷 さくら氏(桜みらい法律事務所 弁護士)
申し込み:学校現場での性犯罪等に関する安全対策セミナーへ申し込む
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