2024年の中学入試もおおよその全体像が見えてきました。今年 2 月の中学入試に向けては、コロナの影響もだいぶ薄まり、各校の学校説明会は対面形式での実施が主流となりました。一部、オンライン形式のイベントは残っていますが、対面形式のイベントにおいても定員が大幅に増加するなど、コロナ禍以前の状況に戻ってきています。
その反動からか、多くの受験生が複数の学校の学校説明会に参加をしていたように感じます。コロナ禍においては、説明会イベントへの予約もままならない状況で参加校数が絞られていましたが、その状況も緩和されたことで、いくつ かの学校に足を運び、そのなかで我が子に合った学校を選択するという行動様式が戻ってきたのではないかと思います。いくつかの学校でお話を伺うと、説明会来校状況において実人数は増加しているものの、リピーターの数が減少したことにより延べ人数はやや減少しているという状況が見受けられました。
首都圏入試では、各模試の受験者数を通年で見ていくと、対前年で受験者数が減少しているという模試が多くあり、 2024年入試の中学受験者数は昨年並みか、やや減少するという見立てが多くありました。
関西入試では、年々受験率が上がり、中学受験への注目度が上がっているように感じられます。
実際の 2024年中学入試はどのような状況であったのか。本レポートでは、いくつかの視点でふり返っていきたいと思います。
2024年首都圏中学入試総括レポート
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