スクール・コーチング・プログラム「TALK」はコーチングの手法をより教育現場特に特化させて作り出された、教師のためのコミュニケーションスキルを取得するプログラムです。対話を通じ、「生徒の自己理解を進め」、「生徒の主体性を育て」、「生徒の自発的な行動を促す」アプローチを学ぶことを目的としています。近年、大学入試改革によりどの学校でも推進されている「アクティブ・ラーニング」型の授業とコーチングのスキルの親和性は高く、多くの学校様より「コーチング」に関するお問い合わせをいただいております。
(1)生徒のモチベーションを高める
教師から投げかけられた質問を通して、自分自身と向き合い本音に気づくことで、自分の進むべき方向が明確になります。「気づき」は次に進むためのモチベーションとなります。
(2)生徒の主体性を促す
価値観が多様化する今の時代、教師(大人)の考えが必ずしも正しいとは言えません。コーチング的な接し方によって、生徒の本音を見つめ直すことが大切なのです。この本音が生徒の主体性を促します。
(3)教師・生徒間の新たな信頼関係を築く
TALKでは「聴く」姿勢を重視します。「聴く」ことは実は話すことよりも積極的な行為です。積極的に「聴く」ことによって、生徒には「聴いてもらえている」という安心感が芽生えます。この安心感が、これまでの「教える、教えられる」という関係以上に緊密な関係性を構築します。
進路指導面談
「どのような進路に進みたいと思っているのか、生徒の本音を引き出したい」「進路決定に向けての主体的な姿勢を引き出したい」などの場面で使用することができます。
生徒指導面談
「部活をやめたいと思っている」「勉強がうまく進められない」といった悩みを抱えている生徒に対して、生徒の本音を聞き出しながら、解決の糸口を一緒に探すことができます。
保護者面談
保護者のクレームの背景には、保護者の「本音」が隠れています。
コーチングを使うことで、「学校に何を望んでいるのか」「どうして欲しいのか」、その本音を引き出し解決に向けての一歩を踏み出すことができます。
授業
アクティブ・ラーニング型の授業では、「教える」だけでなく、「生徒が主体的に考える」ことが必要になります。
コーチングを使うことで、生徒の主体性を促し、「教える・教えられる」ではない、関係性を作り出すことができます。