知りたいのは入試や学部学科の情報、推薦・AO入試は勧めない・・・
首都圏私立高の進路指導者のホンネ、進路指導の実態が明らかに!
今回の調査は、首都圏の私立高校でどのような進路指導が行われているか、その背景にある進路指導担当者や生徒・保護者の考え方はどのようなものか、ということを明らかにするために実施いたしました。大学関係者の方が学生募集の改善などを検討したり、中高関係者の方が自校の進路指導を振り返ったりする際の、参考資料としてご活用いただければ幸いです。
調査実施内容
- ◆調査対象:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の私立中学高等学校および私立高等学校(432校)
- ◆調査方法:アンケート用紙を郵送し、FAXで返信
- ◆調査機関:2013年6月
- ◆有効回答数:201通(回収率46.5%)
調査結果のサマリー
- ■7割の生徒、8割の保護者が「大学選びで就職状況・就職先を重視」
- ■進路指導担当者が「知りたくて、伝えている」のは、入試や学部学科に関する情報
- ■私立高の3分の2が、推薦・AO入試を生徒に勧めるのに否定的
- ■「定期的な進路セミナー」を行っている私立高は約30%とあまり多くない
7割の生徒、8割の保護者が「大学選びで就職状況・就職先を重視」
◇近年の生徒において、第一志望校を選択する際、何を重視する傾向にあるとお感じですか?あてはまるものを全て選択してください。

◇近年の保護者において、第一志望校を選択する際、何を重視する傾向にあるとお感じですか?あてはまるものを全て選択してください。

進路指導担当者が「知りたくて、伝えている」のは、入試や学部学科に関する情報
◇進路指導部として、よく知りたい大学の情報は何ですか?あてはまるものを3つ選択してください。

◇生徒に対して伝えている大学の情報はどのようなものですか?あてはまるものを全て選択してください。

私立高の3分の2が、推薦・AO入試を生徒に勧めるのに否定的
◇推薦入試・AO入試について、学校としての考え方・捉え方であてはまるものを1つ選択してください。

「定期的な進路セミナー」を行っている私立高は約30%とあまり多くない
◇ 生徒に対して、大学の情報を伝える際の主な方法はどれですか?あてはまるものを全て選択してください。

◇保護者に対して、大学の情報を伝える際の主な方法はどれですか?あてはまるものを全て選択してください。

その他の質問項目など
- ・進路指導部として大学の情報をどのような方法で収集しているか
- ・情報収集源として一番信頼および活用しているものは何か
- ・大学を見る際に重視しているポイントは何か
- ・学校案内を見る際、主にどんな情報が知りたくて見るか
- ・ホームページを見る際、主にどんな情報が知りたくて見るか
- ・オープンキャンパスでは生徒にどのようなポイントを見てきてほしいか
- ・大学の情報資料は、どのように学内の先生方に共有されるか
- ・大学入試1人あたりの平均出願校数は約何校か
- ・センター試験の受験率は高校3年生全体の何%ほどか
- ・生徒の第一志望を決定させる時期はいつごろか など