「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」Webサイトがオープン

2018年3月30日、文部科学省、総務省、経済産業省の3省が連携して運営する「未来の学びコンソーシアム」が、2020年からのプログラミング教育の必修化に向け、「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」としてWebサイトをリニューアルオープンしました。

https://miraino-manabi.jp/

同サイトはリニューアルオープンから数日で1万3,000件を超えるアクセス数を記録し、プログラミング教育における関心の高さが伺えます。

小学校でのプログラミング教育必修化が明示されてから、「何年生の」「どの教科で」「どんな内容を」「何時間かけて」教えるのか、という具体的なカリキュラムの部分は各学校・各教員の裁量に任せられている、というのが実態でありそれがプログラミング教育実践の壁にもなっていました。そこで、プログラミング教育戦略マネージャーである中川哲氏と「未来の学びコンソーシアム」プロジェクトチームは、小学校段階におけるプログラミング教育を分かり易くするために6つに分類しています。

小学校段階のプログラミングに関する学習活動の分類

<教育課程内のプログラミング教育>
A:学習指導要領で例示されている単元等で実施するもの。
(算数5年・正多角形、理科6年・電気の利用、総合的な学習の時間・情報に関する探求的な学習)
B:学習指導要領に例示はされていないが、学習指導要領に示される各教科等の内容を指導する中で実施するもの。
C:各学校の裁量により実施するもの。
(A、B、D以外で、教育課程内で実施するもの)
D:クラブ活動など、特定の児童を対象として実施するもの。
<教育課程外のプログラミング教育>
E:学校を会場として実施するもの。
F:学校以外を会場として実施するもの。

A分類の事例については、すでに同サイトでも4つの事例が挙げられ、今後も他分類の事例を含め、情報が充実化していくことが見込まれます。
この分類については、段階的な分類ではなくあくまでも種類分けの分類になりますが、小学校段階では2020年の「新学習指導要領」の実施時点で、すべての小学校が、A・Bについては確実に実施できるように支援したい、と中川氏は言います。

2021年、2022年にそれぞれ実施予定の中学・高校の新学習指導要領においても、プログラミング教育は重要なテーマとなりますが、前回の記事でも示したとおり、プログラミング教育で求められるポイントはプログラマーの育成ではなく、プログラミング教育を通じて、社会で必要とされる資質を習得することにあります。当然小学校段階でのプログラミング教育の目標もその点を前提としていることは言うまでもありません。

なお、コアネットでは全国の私立中高にプログラミング教育の実態調査を実施し、2018年3月にその報告書をまとめました。内容についてご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。

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